社員紹介 エンジニア

『実務未経験のエンジニアからマネジメントの立場へ。日々感じる自分の成長とやりがい』
◇ラッコ入社前の経歴と転職理由:
前職はSIerのエンジニアで、お客様先に常駐しインフラやネットワーク周りの運用保守を主に担当していました。金融系など長期プロジェクトが多かったです。元々エンジニアを志したのは技術的な探求心からでしたが、前職では開発業務に関わる機会がほとんどなく、「世の中が盛り上がっているWeb系の開発に関わりたい」という想いが強まり、開発職への挑戦を決意しました。
◇ラッコ社への応募経緯と入社の決め手
転職を決意後、独学でRubyを学び、業務委託で簡単なプロジェクトに参画して初めてLaravelに触れました。実務経験はほぼない状態でした。エンジニアの勉強や転職活動中に「ラッコキーワード」を使う機会があり、ラッコに興味を持ちました。当時、採用情報に育成枠の募集があったため、Web開発経験が浅かった私は勢いで応募した記憶があります。
面接は2回。代表の坂谷、COOの坂本、そして現場の開発エンジニアと直接話す機会がありました。緊張していて内容はあまり覚えていませんが、希望通りの開発職で内定が出た時の嬉しさは今でも鮮明です。「開発がしたい、ものづくりがしたい」という当時の想いは、今も私の原動力の一つです。
◇入社後にギャップを感じた点
リモートワークのため、入社前は人間関係がドライなのではないかと想像していました。しかし実際には交流の機会もあり、社内の雰囲気は想像以上に温かいです。部署が違ってもSlackで気軽にコミュニケーションが取れる風土があり、良い意味でフルリモート主体の会社っぽくないところが気に入っています。
◇1日の働き方
勤務時間は8:00〜17:00です。勤務開始時間は柔軟に設定可能で、当初9:00始業でしたが、リモートワークの環境を活かし8:00開始に変更。仕事後の時間も有効活用しています。業務の進め方は細かく決まっておらず自己管理が求められるため、タスクを自分でスケジューリングし、緊急対応とバランスを取りながら進めています。
◇ラッコの魅力について
一言で言うと、社員の裁量が大きい環境であることです。仕事の進め方や働き方、目指すキャリアなど、各人が自分の意思で決められる場面が多いと感じます。そして、その裁量の大きさが実現できるのは、社員と会社の信頼関係があるからこそ。会社からの信頼を実感できることも魅力です。
◇入社後の業務と自分の変化について
実務ほぼ未経験でスタートし、当初は開発業務がメインでしたが、徐々にプロジェクト管理も任されるようになり、現在は3つのプロジェクトでPMを担当。昨年の5月からはマネジメントも任され、システム部全体の方針決定にも関わるなど、開発業務より全体管理の割合が増えています。
重要な場面での意思決定を求められることも増え、自分の決断が会社の方針に繋がる場面が多くなりました。プレッシャーを感じつつも決断力が付いたと実感し、「自分が決めなければ進まない」という強い意志で仕事に取り組むようになったと思います。また、代表やCOOと話す機会が増え、経験豊富な方々の考えに触れることで、判断基準や全体最適の導き方が上達したと感じています。
◇今後実現したいこと
まず、より良いマネジメントの追求です。エンジニア採用を継続しておりチームメンバーは増加中。人数が増えるにつれ、従来のマネジメント手法が最適でなくなることを実感しています。変化を捉え、組織フェーズに合ったスタイルを模索し続けることが重要です。直近では個人のパフォーマンスを可視化する仕組みに着手し、客観的で建設的な評価とサポートができる環境整備を進めています。
エンジニアとしては、柔軟な適応力と継続的な学習姿勢が一層求められると感じています。特にLLMなど周辺技術の急速な成長で、開発スタイルや求められるスキルも変化しています。この変化を前向きに捉え、サービスの成長に寄与できる市場価値の高いエンジニアであり続けるため、有用なツールやサービスを柔軟に取り入れ、実務に活かしてパフォーマンスを上げていきたいです。
マネジメントと開発、どちらにもやりがいを感じており、今後どう伸ばすか、どちらかに絞るか、並行するかはまだ決めきれていません。ただ、何かを諦めるのではなく、やりたいことは貪欲に追求し楽しみたいので、積極的に挑戦し続けたいです。