社員紹介 サービス運営

『ITサポートからAI活用マーケターへ──ラッコ社で広がったキャリアの可能性』
◇ラッコ以前の経歴
ラッコ社に入社する前は、いわゆる”ITの便利屋”のような仕事をしていました。PCの設定やトラブル対応、機器の交換作業など、地元の方々の「困った!」に応える仕事です。誰かの役に立てること、何かを教えて「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しくて、日々やりがいを感じていました。
◇ラッコとのご縁
ゲームのコミュニティサイトを運営していたことがあり、その売却で「ラッコM&A」を利用したのが、ラッコ社との最初の接点でした。ふとラッコ社の採用情報を見てみたところ、仕事内容が自分の興味にぴったりだったこと、そしてフルリモートで働けるという点に大きな魅力を感じました。それまではリモートワークで働いたことがなかったのですが、通勤や準備にかかる時間を省き、より有意義に一日を使えるという点で、リモートワークは理にかなっていると感じたのです。当時は特に「今すぐ転職したい!」とは思っていなかったのですが、それらの点に強く惹かれたことでラッコに応募し、ありがたいことにご縁をいただき現在に至ります。
◇印象的だったWeb選考と代表の姿勢
採用選考は全てオンラインで行われ、とてもスムーズでした。特に面接で印象に残っているのが、代表の坂谷さんが自分の作ったサービスについて、本当に楽しそうに語っていたこと。たとえば「ラッコキーワード」はもともと300行くらいのコードで動いていたんだ、という話を嬉しそうにしてくれて、ものづくりへの姿勢やラッコのサービスへの愛情を感じることができ、その姿に強く惹かれました。選考中に感じた代表の温かさや人柄の良さは、入社して2年が経った今でもまったく変わりません。
◇入社後の担当業務 ~カスタマーサポートからWebマーケターへ~
最初に担当したのは、Webサイトを売りたいユーザーのサポートでした。ラッコM&Aを利用する方のカスタマーサポート業務で、お客さんと直接やり取りをしながら、スムーズな取引ができるよう支援していました。
その後はバナー作成や広告運用、レポート作成など、徐々にWebマーケティング寄りの業務にシフト。未経験のことも多かったのですが、必要に応じてオンラインセミナーや書籍で学び、アウトプットを代表が見てフィードバックをくれることもあり、新しい知識やスキルを習得することを楽しみながら自分の業務の幅を広げていきました。
現在ではAIを活用したSEO記事の作成や、ラッコキーワードのナレッジ整備が主な業務となっています。AIプロンプトの作成や改善にも日々取り組んでおり、良いナレッジができたら社内で積極的に共有し、社内のAI活用スキルの向上にも前向きに取り組んでいます。
◇一日の仕事の進め方
ラッコは勤務時間を割と自由に設定できるのですが、私は10:00〜19:00で働いています。基本的には自分でタスクを設計し、優先度と重要度を考えて進め方を決めています。自分の業務だけではなく、他のメンバーからの差し込み依頼も多いのですが、そうした他のメンバーからのタスクは最優先で対応するようにしています。依頼内容は広告表現の確認やレポートデータの相談、クリエイティブ制作、AIプロンプトの修正など多岐にわたりますが、相手の状況をふまえた上でできるだけスピーディかつ精度高くこたえられるよう頑張っています。前職で感じていた「誰かの役に立つことへのやりがいや喜び」は今でも私の軸になっていると感じています。
◇ラッコで身についた新たな視点とスキル
納期は与えられるものではなく自分で決めるもの。厳密な納期が決まっていないタスクも多いため、自ら優先順位をつけて進める力が鍛えられました。また、AIの活用が日常的になったことで、以前なら自分だけでは思いつかなかった解決策を生み出せるようになったのも大きな成長です。AIを触り続けることで、どんなタスクに向いているのかが見えてきて、業務効率が格段に上がりました。
◇ラッコの人間関係と社風の魅力
社内にはお互いを気遣える人が多く、代表の坂谷さんや取締役の坂本さんがその雰囲気を体現しています。その影響か、Slackなどのテキストコミュニケーションでも、誰かが不快な思いをしないような気遣いが自然に生まれており、「言った・言わない」のトラブルもありません。この「テキストコミュニケーションが成立する文化がしっかりと定着している」という点は、私にとってはラッコで働く魅力の非常に大きな点だと考えており、日々ストレスなく仕事を進められる重要なポイントになっていると思います。
風土的に質問がしやすいということと併せて、マニュアルもかなり整備されているので、属人的な知識に頼らずに業務を進められる点も安心材料です。加えて、性善説で成り立つ職場文化にも驚かされました。裏表のない人たちが多く、安心して働ける環境が整っていると感じています。
◇今後の目標と挑戦したいこと
まずはWebマーケターとして、一人前になることが当面の目標です。課題に対する打ち手は増えてきましたが、まだまだ数字から課題を読み解く力や、目標設計から解決に至るまでの全体設計力が足りていないと感じています。
今は、誰かから「この課題を解決してほしい」と依頼されて動くことが多いですが、将来的には潜在的な課題を自分で見つけ、解決策を提案・実行できるようになりたいと思っています。そのためにも、他社の成功事例や知見含め、新しいスキルや知識を積極的に吸収していくつもりです。
◇やりがいを感じる瞬間
カスタマーサポートを担当していた頃は、ユーザーの悩みに寄り添い、実際に助けられているという実感がやりがいにつながっていました。自分もユーザーとしてラッコに助けられた経験があるからこそ、その気持ちはとてもよくわかります。
今は、WebメディアでSEO記事を書いてトラフィックが伸びたり、AIを活用して業務が効率化されたりすることで、自分の成果が数字や実感として返ってくるのが嬉しいポイントです。AIの進化が早い今だからこそ、「AIはこれしかできない」「AIはこういう仕事には向いていない」などの思い込みは捨てて、まずはやってみる、試してみるということを常に意識しています。
◇ラッコに興味がある方へ
ラッコはテキスト主体のコミュニケーションが中心の会社なので、話すのは苦手だけどメールやチャットだとコミュニケーションがとりやすい、という人だと思った以上のパフォーマンスや働きやすさが感じられると思います。少しでも興味を持った方は、ぜひ一度ラッコの話を聞いてみてください。きっと、「働き方」のイメージが変わるはずです。