社員紹介 デザイナー

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『締め切りに追われた日々から、自分のペースで磨くデザイン力へ──ラッコ社で見つけた「納得できる働き方」』

◇ラッコ入社前の経歴

私はデザインの専門学校を卒業後、制作会社でWebデザイナーとしてキャリアをスタートしました。

受託案件のクライアントワークがメインの会社だったため、常にクライアント都合の締め切りに追われてバタバタと仕事をしていました。
勤務時間も非常に長く、「このまま長く働き続けられるのだろうか」という不安を抱える中で、会社の業績が少しずつ悪化していく様子が見えてきたタイミングがあり思い切って退職を決意しました。

◇ラッコとの出会い

前職では常に締め切りに追われて納得にいく仕事ができなかった後悔から、次に働くなら「自社サービスのデザインに携わりたい」と考えていました。そんな中で、転職サイトでたまたま見つけたのがラッコ社の求人です。

自社サービスであることはもちろんですが、取締役の坂本さんとお話しをする中で、淡々とした話しぶりながらも非常にわかりやすく、こういう人の下で働くのもいいかもしれないと感じました。正直、応募時には何をしている会社なのかあまりよくわかっていなかったのですが、面接の印象やタイミングなどもあり、「とりあえずアルバイトから入ってみよう」と思いきってラッコにジョインすることにしました。

◇アルバイトから正社員へ。担当業務の変遷

最初は週3日、アルバイトとしてメディア事業のビジュアル制作を担当していました。1年ほど経ち少しずつできる仕事が増えてきた頃、正社員にならないかという話をいただき正社員へ。ラッコIDをはじめとしたサービス系の業務に関わるようになりました。

それまでの画像制作中心の業務から、サイトのレイアウト調整やCSSの微調整、簡単なコード作業なども任されるようになり、自然とフロントエンド寄りのデザイナーへとシフトしていきました。エンジニアとしての知識がなかったので、自分なりに勉強しながら業務に取り組んでいくことでスキルや業務の幅を広げていくことができました。

2〜3年ほどで、ラッコキーワードやラッコサーバーなどのデザインから実装まで担当するようになりUIデザインがメインの業務になりました。

しばらくはデザイナー1人の体制で取り組んでいましたが、1年ほど前から他のメンバーも入りデザインチームを立ち上げ、そこからはFigmaを導入しエンジニアとの連携もより密にとるようになり、仕事の速度や精度が格段にあがったと感じています。

チームで仕事を進められるようになったことで、フットワーク軽く鮮度のいい状態でタスクを消化できるようになり、余裕ができてきたことで、プラスアルファの仕事にも取り組めるようになりました。

◇仕事の進め方について

私は8:00〜17:00を基本の勤務時間にしていますが、ラッコでは勤務時間の自由度が高いため、用事があるときは早くあがり翌日にその分長く働くなど柔軟に調整しながら働いています。

仕事の進め方についても裁量が大きいため、自分でタスクの優先順位を考え、その日、その週、その月のスケジュールを考えながら仕事を進めています。

仕事を進める中では、そのタスクのゴールや依頼者の意図をしっかりと考えることを大事にしており、時にはもっと良い方法を考え周囲に提案するなど、漫然と仕事を進めることのないよう意識しています。前職では実現できなかった、「自分が納得できるまでこだわって仕事をする」ことが実現できているのでそこは本当にありがたいと日々感じているポイントです。

◇デザイナーとしての成長を実感

ラッコで働くようになってから、デザイナーとしてのスキルが大きく伸びたと実感しています。前職ではWebデザインの中でもビジュアルとコーディングに分かれているなど、担当する仕事が細分化されていたため、専門学校で学んだ知識やスキルを活用できる場面も限定的でした。

ラッコに入社してからは、学校や前職で身につけた知識やスキルを使うのはもちろんのこと、よりディープなところを経験していけているのでデザイナーとしてのスキルアップを日々実感しています。また、Figmaを使いこなすことができるようになったことでデザイナーとしての対応の幅が広がったことも自分としては嬉しい進歩です!

◇仕事のやりがいとは。「仕事=辛い」から「仕事=自然」へ

正直、前職で働いている頃は「仕事は楽しいものではない」と思っていました。でもラッコで働く今は、日々の業務がとても自然に感じられて、ストレスもほとんどありません。

「前はできなかったことが、今はできるようになっている」──そんな実感が持てる瞬間が増えたことが、今の私にとっての楽しさにつながっています。

◇私が感じるラッコの魅力

ラッコの魅力はたくさんありますが、そのひとつは「自分の意見をちゃんと伝えられる環境」だと思います。言われたとおりに作るだけでなく、自分の提案も受け入れてもらえる。そして、外から無理やり締め切りを設定されることがないため「とりあえずアウトプットを出す」ことがなく、常に満足できるところまでこだわりながら仕事を進められる点も私にとってはとても重要なポイントになっています。

また、気持ちよくコミュニケーションが取れる人が多いという点は、私だけではなく周囲のメンバーからもよく聞くラッコの魅力だと思います。Figmaの導入以降、エンジニアさんたちとのコミュニケーションも増えたことで、より一層部署を超えてもスムーズにコミュニケーションがとれ連携できるラッコの仲間の良さを感じるようになりました。助け合いの文化が根付いていて、誰かが独りで悩んでいることがない。そんな空気が、働きやすさを支えてくれています。

◇印象的だったエピソード:転居の危機で感じた「大切にされている」実感

印象的なエピソードとして、私が岐阜に転居することになったときのことをお話しさせてください。当時はまだコロナ前で、ラッコもリモート勤務ではありませんでした。

「もうラッコを辞めるしかないかも」と取締役の坂本さんに相談したところ、その場ですぐに「じゃあ、リモートで働いてみようか」と提案してくれました。リモート勤務が当たり前ではなかった当時のその判断とスピードには本当に感動しました。「この会社は、社員のことを大切にしてくれる会社だ!」と実感した瞬間でした。

◇今後実現したいこと

チーム力の底上げと、AI活用へのチャレンジには積極的にチャレンジしていきたいと考えています。これまで自分が培ってきた知識やノウハウをドキュメントに落とし込み、チーム全体としての底上げをしてチーム力を高めていきたい。

また、生成AIの発展が目覚ましく、これからラッコのデザインにもどんどんAIを活用していこうというフェーズなため、うまくAIの力も利用しながら、仕事の効率化や新たな価値の創出などを実現していきたいと思います。

◇最後に

ラッコで働くようになって、自分の中の「働くこと」への考え方が大きく変わりました。
納得できる仕事がしたい、良き仲間と一緒に良いものを創り上げたい、そう思っている人に、ラッコという環境はとてもおすすめです!