ラッコ株式会社

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「市場価値」へのこだわりからラッコへ。成長企業で見つけた、自分らしい働き方

◇ラッコ入社前の経歴 ~不動産から司法書士業界へ、そしてIT業界へ~

ラッコは4社目の会社です。1社目は不動産デベロッパー。体育会系企業で飛び込み営業も経験し、用地仕入れや広告運用などを担当しましたが、リーマンショックで業績が傾き退職しました。2社目と3社目は司法書士事務所で、過払い金請求や不動産登記などを担当。司法書士資格を目指した時期もありましたが、業務との両立は難しく断念しました。不動産、司法書士と経験し、次は学生時代から悩んでいたIT業界へ進もうと考え、当時のラッコ(前身企業)の法務職の求人に出会いました。

◇ラッコ社への応募理由と入社の決め手

応募動機の一つは「IPO経験を積みたい」という想いでした。当時のラッコは上場を目指すフェーズで、その経験が自分の市場価値を高めると考えました。最終的な決め手は「人の印象が良かったこと」。選考でお会いした方々の雰囲気がラフで堅苦しくなく、雑談も自然に盛り上がり、話していて心地よかったのです。「この人たちと一緒に働きたい」と思えるかは、転職において非常に重要だと考えています。

◇担当業務と働き方について

入社当初は法務担当でしたが、徐々に給与や労務も担当するようになり、現在は経理を除く管理部門全体を幅広く担当。定款や規程類の変更など重要な仕事も任され、日々新しいことを学びながら取り組んでいます。業務の進め方は基本的に自分の裁量に任されており、タスクの優先順位を自分で見極めながら日々の業務にあたっています。以前は月数回出社していましたが、コロナ禍以降リモートワークが中心となり、本社が福岡に移転したため現在は完全在宅勤務です。残業もほとんどなく、オンとオフも切り替えやすいため、私にとっては非常に働きやすい環境です。

◇入社前後で変化した価値観

入社当初はIPO経験で市場価値を高めたいという思いがありましたが、今はIPOにこだわらず「自分の市場価値」を広く捉えるようになりました。IT企業で幅広く管理部門の経験を積んでいることも私の強みであり価値ですが、目まぐるしく変化する時代や市場価値を捉え、その時々で必要なスキルを身につけたいです。また、以前は「精度よりスピード」という思いが強かったのですが、ラッコではスピードより精度が大事な場面も多く経験し、「今何を一番重視すべきか」を考え臨機応変に対応することの重要性を学びました。

◇ラッコの魅力について

自由度の高い社風や、やりたいことや要望を言いやすい環境など魅力は色々ありますが、個人的には「社長であっても役割が違うだけで上下関係ではない」という雰囲気があり、社長とも役員とも壁を作らず本音で話せる点が気に入っています。また、新しいことに取り組む際、信頼してやり方や進め方を任せてもらえる点も、仕事の楽しさややりがいに繋がっています。信頼してくれる上司や仲間の中で働けること、そして「自分がやるしかない」という責任感が大きなモチベーションです。

◇今後実現したいこと

自分の市場価値を高めつつ、ラッコと共に成長したいです。「市場価値を高めたい」と言うと転職を視野に入れているように聞こえるかもしれませんが、現時点で転職は全く考えておらず、ラッコが存在する限りその成長を見届けたいという強い想いがあります。とはいえ、ベンチャー企業である以上、一定のリスクは念頭に置く必要があり、市場価値の高い人材を目指すことでラッコへの貢献も増えると考えています。だからこそ、市場価値を常に意識し、今の環境でできることを一つずつ積み重ねたいです。会社が大きくなるにつれ、フェーズごとにやるべきことは常に変化します。その時々で必要なことを考え、出てくる課題に積極的に取り組みながらこれからも成長していきたいと思います。